最近、北陸新幹線の延伸効果で、長野と金沢の産業交流が多く行われています。
その一環で、金沢の伝統工芸と長野の精密加工のコラボレーション企画があり、
弊社のレーザー加工と、金沢の金箔工芸をコラボさせる企画が持ち上がり、
新たな商材開発の為の、試作を共同で行いました。
ゴールデンウィークでの展示会が終わり、弊社に帰ってきたのですが、
大変良い出来で、今後が楽しみです。
どこが良いかというと、「葬式っぽくなくなる」という点です(笑)
黒御影石タイルへの彫刻は、基本的に「黒」に「白」で描かれ、さらに墓石を連想させる
「黒御影石」である点から、どうしても葬祭関連商材として考えられてしまうからです。
そこに、「金」が入るだけで、イメージが一気に煌びやかになり、喪のイメージの根本となる
「黒」のイメージが消えます。同じ「黒」でも、「金」を一色加える事で、「喪」のイメージから「華」
に変わる、という、黒御影石へのレーザー彫刻への新たな可能性を教えてくれる良いヒントになりました。