黒御影石×レーザー彫刻×金箔のコラボレーション

 

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最近、北陸新幹線の延伸効果で、長野と金沢の産業交流が多く行われています。

その一環で、金沢の伝統工芸と長野の精密加工のコラボレーション企画があり、

弊社のレーザー加工と、金沢の金箔工芸をコラボさせる企画が持ち上がり、

新たな商材開発の為の、試作を共同で行いました。

ゴールデンウィークでの展示会が終わり、弊社に帰ってきたのですが、

大変良い出来で、今後が楽しみです。

どこが良いかというと、「葬式っぽくなくなる」という点です(笑)

黒御影石タイルへの彫刻は、基本的に「黒」に「白」で描かれ、さらに墓石を連想させる

「黒御影石」である点から、どうしても葬祭関連商材として考えられてしまうからです。

 

そこに、「金」が入るだけで、イメージが一気に煌びやかになり、喪のイメージの根本となる

「黒」のイメージが消えます。同じ「黒」でも、「金」を一色加える事で、「喪」のイメージから「華」

に変わる、という、黒御影石へのレーザー彫刻への新たな可能性を教えてくれる良いヒントになりました。

 

 

アルミ板への深彫彫刻 ~大判サイズで対応できます!~

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アルミ板への深彫彫刻のサービスを開始いたしました。

今までのレーザー加工では不可能だった、金属への凹凸彫りを可能とした加工サービスです。

弊社では、加工方法を複数組み合わせることで、深堀彫刻をA3サイズも可能にする手法を考案しました。

理論上は、それ以上の大サイズも可能です。

彫金の様な精密な画像を金属盤面に彫りこみたい、というお客様にぴったりです。

数量は1枚から数枚はもちろん、数百枚、納期を少し頂けたら数千枚ロットでも対応可能です。

 

【新製品】石に刻む故人へのお手紙「想刻(so-koku)」をリリースしました。

長野県諏訪市のレーザー加工会社、有限会社キャネットワークスは、3月1日より、石に刻む故人へのお手紙「想刻(so-koku)」の販売を、全国の葬儀会社や石材店を取り扱い窓口として、開始いたします。

この製品は、納骨の際に、家族の写真やメッセージをお骨と一緒にお墓へ納骨したいという方をターゲットにした製品で、従来の写真や紙などに比べると、半永久的に品質を保てるという利点を持ちます。

想刻メッセージボードを一緒に納骨するという現象は、数年前からあり、 家族が写る写真を彫刻し、メッセージを添えて一緒に納骨するという、もっとも多い使い方の他に、

個人が大切にしていたクラッシックカーと一緒に映っている在りし日の写真を彫刻して一緒に納骨されたり、

晩年は闘病により禁止されていたお酒や食べ物に囲まれた宴会の写真を彫刻して一緒に納骨されたり、

という事例があります。

多様化する供養の形に対応できる製品となっています。

葬儀会社・石材店を中心に、取り扱い店を募集しており、加盟金や月額定額でかかる料金などは、一切かからず取り扱う事が可能です。    

氷を光らせ、食材を引き立てます。

氷ライトアップ

氷ライトアップ

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年末より試行錯誤していた氷敷きショーケースの氷を光らせて食材を演出する照明が完成しました。

光の強さや、角度、そして色や防水対策など、開始してから色々と発覚する問題をクリアしながら、ようやく完成です。

 

 

ガラスへの写真彫刻ができます。

左が、黒御影石に彫刻したもの、右が強化ガラスへ画像を彫刻したものです。 

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弊社には大面積を加工できるCo2レーザー加工機があります。

彫刻専用に改造された大型Co2レーザー加工機は、かなり稀少なマシンなのです。

アクリル、木材、御影石が通常メニューですが、強化ガラスへの画像を彫刻する事ができます。

ガラスへの画像彫刻で代表的なのは石へマスキングした後に、細かい砂をエア圧で吹き付けて加工面を荒らす「サンドブラスト」が一般的ですが、レーザー加工で画像へ彫刻ができる事で、サンドブラストよりも安価に手頃な金額で同じ効果を得られます。

しかも、ワークサイズは1300mm×3000mmまで対応できますので、建築資材への付加価値として画像を彫刻する事が出来ます。

大きな面に、大迫力の画像彫刻もよし、小さなサイズをたくさん並べて、一度にたくさんの画像彫刻を作る事も可能ですので、使用用途は無限大です。

画像は、同じ画像を強化ガラス(右)と黒御影石(左)へ彫刻した一例です。

 

【レーザー彫刻】今年最初のレーザー彫刻、初彫りです。

明けましておめでとうございます。

今年最初の仕事は、レーザー彫刻です。

導光板の様に、端面から光を入れる事で、彫刻した文字が浮かび上がる

というモノです。何もないところに突如文字だけが浮かび上がるという演出が出来きます。

コネクトライトアーツでは、LED照明をメインに取り扱っていますが、

レーザー加工や樹脂の切削加工、板金も合わせて取り扱っています。

 

特殊照明のご相談も承ります。大型切削加工機内照明編

弊社では、特殊照明の設置や改造も柔軟に対応いたします。

FA機・プラント、その他大型から小型まで様々な加工機用照明などで、お困りの際には、お気軽にご相談ください。

今回は、大型切削加工機内の照明を修復しLED化しました。

安田工業社製YBM-100N(5P/L)という国内でも珍しい大型切削加工機です。

高温多湿なワークスペースの照明ということで、照明には厳しい環境下での機能が求められます。

この機械には、ドイツの特殊な防塵防爆照明が採用されていましたが、部品が無く修理できない状態だったそうです。

担当者様は、「加工を確認する為に、常にヘットライトをつけて洞窟探検する様な格好で作業していましたよ。」とおっしゃられておりました。

そこで、今回はこの防塵防爆の最強ケースを活かして、内部のライト部分のLED化を行いました。

機械の操作盤のライトスイッチも、そのまま使用できるようにコンバージョンし、操作方法を変更することなく無事作業完了です。

完了後のLED化されたワークスペースを確認されたご担当者様は、「奥の方がこんな色だったのか!、明るくなって作業性良くなって助かりますが、すっかり基本装備になったヘットライトを使わない様になるのは少しさびしいですね(笑)」と喜んで頂きました。

 

暗かったワークスペースにLEDを搭載しました。

暗かったワークスペースにLEDを搭載しました。

金属を切削する加工機のワークスペースをLED化します。

金属を切削する加工機のワークスペースをLED化します。

光る氷の食材ショーケース

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海鮮居酒屋からのご依頼で、鮮魚用ショーケースのライトアップの設計中です。

氷のベッドに寝かされた食材(魚)をライトアップするというのが、今回のお題で、

●食材を綺麗に魅せる

●ライトの発する熱が氷や食材に影響しない事

●耐水性に優れており、毎日の洗浄も簡単である事

が重要課題になります。

こちらのお店では、日本で一番、海から遠い地域にも関わらず、漁港の居酒屋みたいに新鮮でレアな食材を頂く事ができます。なので、メイン食材である魚のディスプレイはとても大切なのです。

保存方法にもこだわりがあり、電気式の冷蔵ケースを使用せず、特注の食材ケースに氷を敷き詰め、ディスプレイを兼ねたケース内で保存されています。氷が解ける際に出す湿気が鮮度維持に大切なのだそうです。

氷を導光体にするのが始めてだったので、残り物のLEDを使用してサンプルを制作してみました。

写真の中央部、魚一匹分の長さ程のLEDバーを防水加工して氷の下に忍ばせただけなのですが、予想以上に氷が導光し、綺麗に演出してくれそうです。

少し色温度を寒色系に変えて「海の青さ」を演出できたらと、本番へつながる良いテストになりました。

 

 

ライトパネル用簡易調光器

展示会用ライトパネルのご要望に、明るさを調節できたら、という声が良く寄せられるようになりました。

確かに展示物全てが同じ明るさで光っていたら、目立たせたい製品と、脇役にしたい製品の区別がつかなくなり、結果的にまとまりが悪い陳列になってしまいます。

また、壁面や天井などの室内装飾用としてライトパネルを使用したい場合、調光は必須アイテムになります。居住空間や演出において、調光を欠かすことはできません。

弊社のパネルには、標準仕様では調光機能がありませんが、簡単に電源部分にジョイントさせることによって調光できるユニットを作ってみました。

今回制作したものは、まだ試作品で、300mm×300mmのパネル用で設計してありますが、良くありがちな高速で点滅する現象も目視でみる限りは確認できず綺麗に減加調できました。

展示会用での陳列に使用する程度であれば、このくらいのスペックで十分なのでしょうが、建築資材や店舗ディスプレイ用途で調光ユニットをリリースする為には、もうしばらくかかりそうです。

 

LEDパネルライトの明るさを調節できる器具の試作品です。

LEDパネルライトの明るさを調節できる器具の試作品です。

写真 2

導光板ライトパネルなのに木製額縁。室内の雰囲気も壊しません。

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当社製品の面発光板(サイズは500mm角)に、木製額縁を付けた製品です。

オーダーされたお客様は、事務所入り口に季節感のある写真を内照フィルムに印刷したものを

綺麗に光らせて展示する為に依頼を頂きました。

また、今回は、グラビアフィルム用の装飾なので、LEDの色温度も印刷面の白を活かすために、純正番よりもケルビン数を上げて「真っ白」なものをチョイスしてみました。

当社ライトパネル(面発光板)は、裏面すべてで放熱させる為に、この様な木製額縁に搭載する事が可能です。

なぜかというと、一般的なライトパネルは、アルミ製の額縁へLED基板の熱を逃がして放熱させる構造なので、木製額縁をかぶせてしまうと、放熱が出来なくなり、LED基板の故障に繋がってしまうからです。

パネルへの一工夫で、お店の雰囲気に同調するライトパネル演出ができます。

面発光板も、額縁もミリ単位でオーダー可能なので、どのようなサイズでもオリジナル品を制作可能です。